更新日: 2026年09月11日

実は知られざる名建築の宝庫、大阪・泉州地域。
ここには江戸期の豪商の邸宅から、明治・大正期の赤レンガ建築やステンドグラスが美しいレトロ駅舎まで、旅心をくすぐるスポットが満載です!
今回はカメラを片手にお散歩したくなる、泉州の歴史とモダンが融合した珠玉の建築20選をご紹介します♪

1910(明治43)年に通水を開始した堺市最初の上水道配水池。重厚な煉瓦造りとクラシカルなアーチ構造が特徴で、国の登録有形文化財として貴重な近代化遺産を物語ります。
住所
堺市堺区中三国ヶ丘町3丁78
1907(明治40)年建築、東京駅などを設計した辰野金吾が主宰する辰野・片岡建築事務所が設計した木造平屋建ての洋風駅舎。国の登録有形文化財で、現在はカフェ・ギャラリーとして保存活用されています。
住所
堺市西区浜寺公園町2丁232
1919(大正8)年建築。高級住宅地として開発された周辺の街並みにあわせて、ステンドグラスを配した西洋風デザインが印象的な南海高師浜線の終着駅舎。現在も使用されています。
住所
高石市高師浜4丁目1
昭和16年(1941年)建築。敷地内に住居建築と工場が混在している、木造2階建。白漆喰と繊細な縦格子からなる1階と虫籠窓を穿つ黒漆喰の2階部分が特徴的で、国の登録有形文化財です。
住所
和泉市幸2丁目11−30
旧紀州街道(浜街道)沿いに今も残る情緒豊かな町並み。格子窓や虫籠窓(むしこまど)を備えた伝統的な町家が立ち並び、往時の街道の賑わいと風情を今に伝えています。
納谷家住宅は、明治末期〜大正期に成立した商家建築で、和風主屋に加え洋風意匠の離れを備え、近代化の過程を示す和洋折衷の構成や複雑な間取りが良好に残る歴史的建造物です。
住所
泉大津市東港町10−10−5
実業家・正木孝之の旧邸宅。数寄屋風の端正な意匠と四季折々の風情をたたえる日本庭園が見どころで、隣接する正木美術館とともに名勝・文化遺産として親しまれています。
住所
泉北郡忠岡町忠岡中2丁目9−14
1933(昭和8)年建築、渡辺節設計の旧和泉銀行本店。幾何学的なアール・デコ調のデザインや洗練された石造りの外観が際立つ近代建築で、国の登録有形文化財です。
住所
岸和田市北町14−3
1959年竣工の旧泉州銀行本店で、渡邊節の門下生・村野藤吾が設計した近代建築。柔らかな曲線美と全壁面花崗岩張りの重厚な外観を備え、色彩的も造形的にも美感に溢れる建物です。
住所
岸和田市宮本町26−15
1917(大正6)年に旧岸和田城内にあった能舞台の橋懸(はしがかり)を賜り建立。大阪府内現存最古の民間能楽堂で、国の登録有形文化財です。現在、和食中心の体に優しい食事が提供されています。
住所
岸和田市岸城町6−10
電話
072-447-6209
1932(昭和7)年、渡辺節設計により岸和田紡績の寺田甚吉氏が設立した近代洋風建築です。スパニッシュ様式の瀟洒な外観や美しいホールを持ち、国の登録有形文化財に登録されています。
住所
岸和田市岸城町5−10
電話
072-437-3801
岸和田城の旧新御茶屋跡(3000坪)に、寺田利吉氏の別邸として昭和初期に10年かけて築造された、広大な邸宅と回遊式日本庭園です。現在は岸和田市五風荘として食事が楽しめます。
住所
岸和田市岸城町18−1
電話
072-438-5230
大正15年(1926年)に建設。外観は水間寺を意識して正面中央部は仏塔風になっています。一方で、改札前を吹き抜けの空間にしたりするなど、洋風のデザインが取り入れられており、国の登録有形文化財です。
住所
貝塚市水間260
建物は昭和初期に建設された綿布工場を保存再生したもので、レンガ壁は建設当時のものをそのまま活かし、のこぎり屋根を再現するなど雰囲気を残しながら、近代化遺産として新しく生まれ変わりました。
住所
泉南郡熊取町五門西1丁目10−1
電話
072-453-0391
旧新川家住宅。佐野町場の中心部にあり江戸中期(18 世紀後期頃)、二代目が醤油業を営むために建てた町屋で、当時の建築様式を今に伝える建物です。泉佐野市指定文化財です。現在、泉佐野ふるさと町屋館として活用されています。
住所
泉佐野市本町5−29
電話
072-469-5673
大阪合同紡績の創業者で「綿の王」と呼ばれた谷口房蔵の別邸(大正11年・1922年竣工)。ドイツ風洋館と伝統的和風住宅が融合した大阪府指定有形文化財で、現在はカフェや見学施設として公開されています。
住所
泉南郡田尻町吉見1101−1
電話
072-465-0045
大正時代の赤煉瓦紡績工場をリノベーションしたカフェ・複合スペース。レトロな煉瓦壁と開放的な空間が魅力の人気の近代化遺産スポットです。
住所
泉南市樽井4丁目34−37
電話
072-485-3598
1916年(大正5年)建築の主屋や離れ、江戸末期からの酒蔵群等で構成される国の登録有形文化財。伝統的な和風建築にモダンな洋間が融合し、銘木を用いた上質な造りが泉州の老舗蔵元の格式を伝えています。
住所
阪南市尾崎3-13-6
岬町愛宕山山頂に大正8年、明治の富豪、竹中源助が建造。使用している木材は最高級の正目材、数々の美術工芸にも満ちています。2024年よりリノベーション開始し、26年中に完成予定です。
住所
泉南郡岬町淡輪840
1911年(明治44年)築の深日変電所は、赤煉瓦造の産業近代建築で、古代ローマのパンテオンを思わせる装飾的意匠が特徴です。鉄道電化を支えた、岬町を代表する近代化遺産です。
住所
泉南郡岬町深日1074−1